SwimExプールとプロペラ式(スクリュー式とも呼ばれる)プールを比較する場合、次の3つの要素を考慮することが重要です。
- 水流
- 構造品質
- 作動音
なぜSwimExの「水の壁」がいいのか
SwimExおよびプロペラ式プールは、両者ともジェット式プールより優れた流水を作ります。しかしプロペラ式プールは、幅約53cm、深さ約45.5cmというプールの中心部にのみ流水を起こすため、効果的な水泳には難しい環境です。
業界唯一のパドルホイール技術を使用したSwimExプールは、プロペラ式と比べてより広くより深い流水を作り出し、プール内のどのエリアにおいても水泳やエクササイズを効果的に行うことができます。プール全幅に流れる深さ約76cmの「水の壁」が作れるのはSwimExプールだけです!
水流の質もポイントです。SwimExプールの流水の強さは99段階の設定があり、毎分113,562リットルもの水量を滑らかな川のような流れで動かします。プロペラ式プールの場合は毎分わずか19,000リットルです。
高耐久、低メンテナンスを実現した設計
プロペラ式プールは、ビニール性ライナーでカバーされたステンレス鋼で作られています。ライナーは数年ごとに交換する必要があり、プロペラを駆動させる油圧モーターも3年〜5年おきの交換が推奨されています。
強いFRP複合材料から作られるSwimExプールは、ファイバーグラスヨットと同等の耐久性を有しています。バルサ木材の芯をFRPや樹脂、ゲルコートで挟んだ「サンドイッチ構造」で作られており、交換すべきライナーもなく、堅固、低メンテナンスのプールです。機能性や安全性はもちろん、耐久性をも重視した業界一のハイエンドプールです。
静かな環境作り
プロペラ式プールを駆動する油圧モーターはプール内前部に配置され、その作動音もかなりの大きさです。プール後背部に配されているSwimExの駆動システムは、デッキでカバーされることにもなるため、その作動音は最小限に抑えられ快適にプールを利用することができます。
SwimExプールは、数あるオプションの中からカスタマイズしていただけます。個人宅や施設の環境、エクササイズやトレーニングのニーズにあったプール、それら一台一台を受注生産にて丁寧に製造しています。
SwimEx500-OSモデル vs A社プロペラ式プール
標準装備 & オプション | SwimEx | A社 |
---|---|---|
駆動システム | 迅速かつ効率的な電動モーター | 油圧モーター |
3〜5年で交換するモーター※ | 交換不要 | 設置費用を含めて有料 |
ビニールライナーの交換 | ライナーは不要 | 設置費用を含めて有料 |
鋼パネルの組立て、ビニールライナーの取付け、配管継手の取り付け | 不要(1-ピースFRP構造) | 有料 |
プールの縁 | 込み (FRP) | 有料 |
水流の強さの確認、微調整、再現する機能 | ◯(99段階で微調整可能) | ◯ |
複数の水深 | ◯ | ◯ |
構造 | 船舶グレードFRP複合体 、バルサ木材の芯、ゲルコート表面仕上げ。 | 金属パネルとビニールライナー、あるいはFRP裏面の1ピースアクリル製本体。 |
完全自立式・自己支持体 | ◯ | ✖️ |
色選択 | 標準色の白以外にも多くのジェルコート色が揃う。 水位線タイルも室内環境に合わせて数百色から選択可能。 | ビニールライナーは、4パターンで3タイプ、水位線タイルも提供。ビニールライナーは永久保証ではなく、交換が必要。 |
マサージジェット、埋込式水中トレッドミル、水中照明、 手すり付きタラップ | ◯ | 特定のモデルのみ |
設置作業 | 継目のない1ピース構造(組立て不要)または既存場所にも容易に搬入できる4または8ピース設計。 | 鋼パネルモデルは「キット」型で納品され現場で組み立て。全モデルには組み立てが必要。 |
保証 | 本体構造:10年、表面仕上げ:5年、モーター:1年 | 本体構造:5年、可動部品:1年(限定あり) |
※A社の文献記載:「水中油圧モータは、3〜5年ごとに交換すべきです。」 |